３００年続く伝統の人情劇に笑いと涙 「荘川の村芝居」に喝采

３００年以上の歴史を持つとされる大衆芸能「荘川の村芝居」が９月１日夜、岐阜県高山市荘川町の黒谷白山神社で始まった。神社の例祭の前夜祭として、荘川町内の四つの神社で奉納される。地域の若者たちが披露した涙あり笑いありの人情時代劇に、多くの観客が拍手を送っていた。
　荘川の村芝居は、神社の例祭の前夜祭として、荘川町内の四つの神社で奉納される。黒谷白山神社の境内にある屋外の舞台では、「黒谷若連中　開明座」の男女１１人が初めて挑戦した人情時代劇「川北長治」を奉納した。