来年100周年を迎える落語協会が会見を開き、売れっ子落語家の林家正蔵さん、柳家喬太郎さん、林家彦いちさん、春風亭一之輔さんが出席して、記念イベントをPRしました。会見では、2024年の2月25日から1年間にわたって100周年の特別イベントを行うことが発表され、東京・上野の鈴本演芸場では3月1日から10日まで、落語協会100周年にちなんで「百年目」という大ネタを落語の名人たちが毎日、リレーで演じる特別興行が行われます。また、3月11日からは新宿の末広亭で、同じく百にちなんだ「百川」と「百年目」を、代わる代わる演じる特別興行が行われることなども発表されました。会見では、これまでの落語協会の歩みを各師匠たちが振り返る場面もあり、正蔵さんは、故・立川談志さんらが真打昇進の基準に反発して落語協会を脱退するきっかけとなった、真打に昇進させるかを判定する当時の試験制度を回想しました。喬太郎さんは、古今亭志ん朝さんが2001年に63歳の若さで亡くなったことを振り返りました。さまざまな歴史のあった100年ですが、この先の100年については…。
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