4人組の男が繁華街の自販機に次々と激突。
地元の商店街は大迷惑。
防犯カメラが、その不審な人影をとらえたのは6月4日の未明。
沖縄・那覇市内の繁華街に4人組の男が歩いてくる。
すると、1人の男があるものを指でさす。
そこには、新鮮な肉や刺し身などを販売する冷凍の自動販売機が置いてあった。
男たちが自販機の前にやってきた次の瞬間、スーツを着た男が自販機にダッシュで激突。
さらに、仲間も続けざまに突進した。
あろうことか、笑いながらこの迷惑行為に及んだ4人組の男たちは、まだ暗い街へと消えていった。
取材班が現場に訪れると、破壊された自販機は、居酒屋の前に設置されていたものだった。
海鮮・焼肉ビアガーデン強者 池原美智代店長「冷凍された商品が買える自販機が被害に遭いました。震えるというか、あたふたして…」
この自販機は、那覇市内にある人気飲食店のブランド牛の焼き肉やまぐろ生ハムなど、11店舗の自慢の品を集めたその名も「極箱」。
コロナ禍で打撃を受けた飲食店の有志らが、少しでも売り上げを増やそうと1カ月ほど前に始めた。
しかし、設置したばかりの自販機は、男たちによって壊され、パネルがゆがむなど修理代には40万円ほどがかかる可能性があるという。
海鮮・焼肉ビアガーデン強者 池原美智代店長「今から(飲食店の)みんなで宣伝して、頑張ろうとしていたところ。すごいショックが大きい」
さらに、自販機の売り上げの一部は、子どもの貧困解消に取り組む地元・沖縄のプロジェクトに寄付することになっていた。
海鮮・焼肉ビアガーデン強者 池原美智代店長「映像を見れば見るほど、悪ふざけでこういうことをしてほしくないと思いました。被害も思っていた以上に大きいので、弁償してほしい」
被害に遭った居酒屋は、警察に被害届を提出したと話している。
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