新落語バラエティ『旅する落語』が、フジテレビ系で4月1日(日)前10・00から放送。番組で落語を披露する千原ジュニアと加藤シゲアキ(NEWS)が囲み取材に応じた。
番組では、箱根を舞台に町の魅力・歴史などあらゆる情報を収集したジュニアと加藤が、その情報を基に作ったオリジナルの落語をスタジオで披露する。番組収録を終えたジュニアは「ここまで達成感を得るバラエティ番組はなかなかないので、『もうちょっとあそこはこうしたら良かったな』など反省点はありますが、楽しくやらせていただきました」と。いっぽう加藤は「ロケの日から今日まで、ずっと落語のことばかり考えていたので、僕は達成感というよりは解放感があります(笑)」と感想を語った。
また、オファー時の心境を振り返り「視聴者の目線だときっと面白いだろうな、と。ただいざ自分がやるとなると話は違うというか、なんで僕なんだろうって思いました(笑)。でもオファーを断って違う人がやっているのを見たら、僕は嫉妬するだろうなと思ったので…」と“落語”に対する熱い思いを吐露した加藤。しかし、落語の制作過程ではNEWSメンバーの小山慶一郎から「シゲはどこに向かっているの?」と言われたことを明かし、記者陣を笑わせた。
お互いの落語については「ストーリーの背骨がしっかりしていて、小説家やなって思いました。アイドルが小説を書いている感じではなく、小説家がアイドルをやっている感じ」(ジュニア)、「ジュニアさんは絶対面白いだろうなと思っていましたし、ずっと笑いながら、楽しく見させていただきました」(加藤)と互いに褒めあう2人。
さらに加藤は、番組の見どころを「旅をしているロケの模様を先に見ていただくので、落語からすぐに映像が浮かぶのはすごくいいなと思います」と話し、ジュニアも「そして、若干のネタかぶりもこの番組の醍醐味。これから放送も2回、3回と広がりを見せそうな気がします」と期待を込めた。